アイデアブログ
どんな時に特色で印刷するのがおすすめ?
前回は「レギュラーカラーと特色の違いについて記事にしました。
では特色で印刷するのがオススメな時はどのような時でしょう?
単色を綺麗に発色させたいとき
カラー4色は、C・M・Y・K の4版のインクの重なり色を作ります。印刷工程中に4回、版が重なることから、色が濃くなったり、沈んだりする現象が起きます。
単色を綺麗に発色させたいとき
特色の場合、色が重ならないのでくすまず、きれいに発色できます。
ロゴマークのカラーとして
特色は発色が良い上に、色味を一定にキープできます。
ロゴマークに使用することで企業のイメージを保つことができます。
特殊な色を使いたいとき
特色にはCMYKでは表現できない金色・銀色のようなメタリックカラーや、蛍光ピンク・イエロー・グリーンなど、特殊な色もあります。
レギュラーカラーで表現できない印刷色を特色を使用することで表現ができるので
仕上がりのイメージ幅がかなり広がります。
デメリットはあるの?
普通のカラー印刷に比べてコストがかかることが、特色印刷の最大のデメリットです。
特色のためだけの版を作る刷版費用、インキ代やインキ取り寄せのための輸送費、印刷機の洗浄費用などのお金がかかります。
また、一般的な印刷機では色を試せないので、色見本帳で色を確かめたり、色校正で仕上がりをチェックしたりなど、確認のための費用も必要です。
特色の2色印刷を試してみよう
カラー印刷より安い?おしゃれな二色刷りに挑戦してみよう!
先ほど特色印刷のデメリットとして「コストがかかる」ことを挙げましたが、色数を抑えて刷る場合、
コストが下がり、カラー印刷より安く印刷できる場合もあります。
色数が制限されているからこそ 統一感のある仕上がりや
個性的でおしゃれな印象にもなります。
フルカラーのデザインに慣れてきた方はぜひ特色の2色印刷にもチャレンジしてみてください。
\では実際に特色印刷のイラストレーターのデータを作ってみましょう/
カラー印刷より安い?おしゃれな二色刷りに挑戦してみよう!
先ほど特色印刷のデメリットとして「コストがかかる」ことを挙げましたが、色数を抑えて刷る場合、
コストが下がり、カラー印刷より安く印刷できる場合もあります。
色数が制限されているからこそ 統一感のある仕上がりや
個性的でおしゃれな印象にもなります。
フルカラーのデザインに慣れてきた方はぜひ特色の2色印刷にもチャレンジしてみてください。
\では実際に特色印刷のイラストレーターのデータを作ってみましょう/
1.制作したデザインを特色に置き換えていきます。
スォッチパネルのパネルメニューから
「スウォッチライブラリを開く」→「カラーブック」→
「DICカラーガイド」を選択します。
DICカラーガイドのパレットが表示されますので、
その中からご希望の色を選択してください
CMYKカラーや特色の部分がないかどうか、
色分解プレビューでチェックで確認できるので
カラー設定のトラブルを防げます。
また、特色での印刷を進める際には
印刷会社に特色を使いたいことを早い段階で伝える
特色で印刷をする際は
インクを取り寄せたり
通常のレギュラー4色印刷機とは別の印刷機を抑える必要があります。
その為、印刷の準備にはレギュラー4色よりも早い段階で準備をする必要があります。
また、インキを取り寄せる、もしくは新たに作るということは、もちろん金額も通常の印刷より割高になります。
金額面でトラブルを発生させないためにも、見積り段階で特色を使うことを必ず印刷会社に伝えるようにしましょう。
実物のチップで特色を指定する
特色は各インキメーカーが見本帳を作っており、そこから希望の特色の番号を探し、インクNoを指定して印刷する事が多いです。
出来るだけインクメーカーも色をあわせる努力をしていますが、見本帳が発行された時期によって「色のブレ」が発生します。
自分が持っている特色の見本帳と、印刷会社が所持している見本帳の作られた時期が異なっていた場合、
同じDIC ナンバーで指定しても
「色味がぶれて刷り上がってしまった!」ということが起こり得るのです。
そのため、第何版かの特色チップの現物を印刷会社に渡し、「これと同じ第●●版で刷ってください」と伝えると安心です。
いかがでしたか?レギュラー4色よりも
特色は印刷をお願いするうえで少し、ややこしく
仕上がりを想像するのが難しいです。
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