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アイデアブログ

完全入稿データについて

2025.01.17
ノウハウ

タグ

パッケージオリジナル

ヤマトでデータはお客様にいただくデータは
基本「完全入稿データ」でお願いしています。


完全入稿データとは
印刷会社や制作会社に入稿する際に必要な、修正や調整が不要な状態で仕上がったデータを指します。
主にデザインや印刷業界で使われる言葉です。
完全データで入稿された場合はデータの修正や補正を加えることなく印刷されます。


完全入稿の場合、PDF/X-1a、PDF/X-4 などのPDF形式が推奨される場合が多いですが、
ヤマト紙工では完全入稿データの場合基本
イラストレータデータ+確認用にPDFを一緒に添付いただきます。

入稿データの確認点をご紹介します。

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フォント

全てのフォントをアウトライン化しているか?

フォントのアウトライン化されているかの確認は

メニューバー→書式→フォントの検索と置換

ドキュメントファイルが空欄ならすべてアウトラインされています。


カラーモード

必ずCMYKモードに変換しているか?
スポットカラーは入っていないか?


 解像度

画像は実寸で360dpi以上になっているか?


トリムマークと塗り足しがあるか?

トンボは仕上がり線で作られているか?

塗り足し(仕上がり線の外側に3mm)を設定するしているか?



不要なレイヤーは削除しているか?


背景や透明効果を使用している場合は、正確に処理されているか?


リンク画像

リンク切れがないことを確認。
(埋め込み画像を推奨)


その他


印刷物に応じた設定(折り加工、箔押し、特殊インクなど)が正確に反映されている。
サイズが正確である(仕上がり寸法 + 塗り足し)。
リッチブラックになっていないか?


カラーの合計パーセントが360%を超えていないか?

(色の合計360%以上について補足)
WEB用データをそのまま印刷に利用される方が多くなり、CMYKの合計パーセントが360%を超えたデータが増えています。
インクの合計%が多くなりすぎると印刷した用紙同士がくっついたり、乾きが遅くなったりするデメリットがあります。
また、黒が濃すぎて用紙の裏面に映って見えてしまうことも多いです。基本的に、印刷会社ではあまり推奨されていません。

もしも4色ベタで指定されたデータが原稿として印刷会社に持ち込まれた場合、トラブルを防ぐため、印刷時に自動で濃度調整が行われる場合があります。

おまけ

オーバープリントの恐怖!

オーバープリントとは
細かい線や文字のズレを防ぐためオブジェクトやテキストが下に背景や画像と重なる部分に
下の色をそのまま残しながら、その上に設定した色を追加して印刷する方法です。

このオーバープリントはK以外にもすべてのカラーに入れる事が出来ます。

オーバープリントの設定方法

メニューバー→ウィンドウ→属性ウィンドウを表示されます。

オーバープリントをかけたいオブジェクトを選択してから

□塗にオーバープリント

□線にオーバープリント

にチェックを入れるとオーバープリントが有効化されます。


もし、白いオブジェクトに入れてしまうと……

一般的な印刷会社さんではK100%のオブジェクトは自動的にオーバープリントが掛かる様に設定されています。

広い範囲のオブジェクトのオーバープリントを掛けると下のオブジェクトが透けて見えてしまいます。
オーバープリントを解除するためにはK以外にも他の色を1%いれたり、
リッチブラック(C20%,M20%,Y20%,K100%)にしてみてください。
リッチブラックはちょっと複雑な色味になるのでおススメです。

いかがでしたか?今回は完全入稿データについてのお話でした。

ちょっと慣れないとデータ出稿怖いですよね。

でも、大丈夫

専任の担当者がヒアリングをし、お客様にオススメの方法や

想像通りの仕上がりにあがるようにご提案・アシストさせていただきます。

悩んだら、まずはお問合せ下さい。

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